こんばんは!よつ葉です。
Excelを使う上で関数は切っても切れない超便利技です。
仕事ではもちろん、家計簿など日常でも使える、いろんなパターンのセルを数える事の出来る関数をご紹介します。
いろんなパターンのセルの数え方
以下がサマリです。B2~B12の中にあるいろいろな内容のセルを数えてみます。
順番に解説していきましょう。
① 数字のセルの数え方 ~COUNT関数~
=COUNT(B2:B12)
これはご存じの方も多いと思いますが、王道の関数ですね。
範囲内の数字のセルを数えてくれる関数です。
② 空白でないセルの数え方 ~COUNTA関数~
=COUNTA(B2:B12)
数字、文字列、エラー問わず、範囲内に何か入っている空白以外のセルを数えてくれる関数です。
③ 空白のセルの数え方 ~COUNTBLANK関数~
=COUNTBLANK(B2:B12)
COUNTA関数とは反対に、範囲内にある空白セルを数えてくれる関数です。
④ 特定のセルの数え方 ~COUNTIF関数~
=COUNTIF(B2:B12,"2")
COUNTIF関数はとっても便利な関数です。
範囲指定の後に、検索条件の指定が出来るようになっており、範囲内にある検索条件と一致するセルを数えてくれる関数です。
上記の例では、セル内容が「2」と同じセルを数えるように指定しています。
ちなみに、COUNTIF関数でCOUNTA関数やCOUNTBLANK関数と同じ事が出来たり、セルの内容を指定するところは「*」(アスタリスク)が使えます。
例えば「2*」とすれば、2から始まるセルを数えてくれます。2はもちろん20とか2500とか、2年A組なんかも対象になります。
あらゆる場面で利用できますので、ぜひ覚えてもらいたい一押し関数です。
ここでは詳細は省略しますが、複数の検索条件が指定できるCOUNTIFS関数と言うのもありますので、興味のある方は調べてみてください。
⑤ エラーセルの数え方 ~SUMPRODUCT関数の応用~
=SUMPRODUCT(ISERROR(B2:B12)*1)
SUMPRODUCT関数とは、指定した範囲の配列の積の和を求める関数です。
ちょっと難しいですね。
エラーセルを数える事の出来る直接的な関数はありませんが、このSUMPRODUCT関数を応用し、ISERROR関数と組み合わせることにより、範囲内にあるエラーセルの数を数えてくれる働きをします。
これが意外と便利ですので、覚えておいて頂きたい小技です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よつ葉自身、いずれも仕事でよく使っていますが、この中では、前述したとおり幅広く使う事の出来るCOUNTIF関数を特に良く使っています。
これらの関数をマスターすると仕事の効率は格段に良くなります。
まだ使った事の無い方は、ぜひぜひ覚えてみてください。
お付き合いいただきありがとうございました。
以上、よつ葉でした。