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【Excel】必見!いろんなパターンのセルを数える5つの関数 エラーセルの数え方はこうだ!

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こんばんは!よつ葉です。

 

Excelを使う上で関数は切っても切れない超便利技です。

仕事ではもちろん、家計簿など日常でも使える、いろんなパターンのセルを数える事の出来る関数をご紹介します。

 

 

いろんなパターンのセルの数え方

 

以下がサマリです。B2~B12の中にあるいろいろな内容のセルを数えてみます。

順番に解説していきましょう。

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① 数字のセルの数え方 ~COUNT関数~

 

  =COUNT(B2:B12)

 

これはご存じの方も多いと思いますが、王道の関数ですね。

範囲内の数字のセルを数えてくれる関数です。

 

② 空白でないセルの数え方 ~COUNTA関数~

 

  =COUNTA(B2:B12)

 

数字、文字列、エラー問わず、範囲内に何か入っている空白以外のセルを数えてくれる関数です。

 

③ 空白のセルの数え方 ~COUNTBLANK関数~

 

  =COUNTBLANK(B2:B12)

 

COUNTA関数とは反対に、範囲内にある空白セルを数えてくれる関数です。

 

④ 特定のセルの数え方 ~COUNTIF関数~

 

  =COUNTIF(B2:B12,"2")

 

COUNTIF関数はとっても便利な関数です。

範囲指定の後に、検索条件の指定が出来るようになっており、範囲内にある検索条件と一致するセルを数えてくれる関数です。

 

上記の例では、セル内容が「2」と同じセルを数えるように指定しています。

 

ちなみに、COUNTIF関数でCOUNTA関数やCOUNTBLANK関数と同じ事が出来たり、セルの内容を指定するところは「*」(アスタリスク)が使えます。

 

例えば「2*」とすれば、2から始まるセルを数えてくれます。2はもちろん20とか2500とか、2年A組なんかも対象になります。

 

あらゆる場面で利用できますので、ぜひ覚えてもらいたい一押し関数です。

 

ここでは詳細は省略しますが、複数の検索条件が指定できるCOUNTIFS関数と言うのもありますので、興味のある方は調べてみてください。

 

⑤ エラーセルの数え方 ~SUMPRODUCT関数の応用~

 

  =SUMPRODUCT(ISERROR(B2:B12)*1)

 

SUMPRODUCT関数とは、指定した範囲の配列の積の和を求める関数です。

ちょっと難しいですね。

エラーセルを数える事の出来る直接的な関数はありませんが、このSUMPRODUCT関数を応用し、ISERROR関数と組み合わせることにより、範囲内にあるエラーセルの数を数えてくれる働きをします。

 

これが意外と便利ですので、覚えておいて頂きたい小技です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

よつ葉自身、いずれも仕事でよく使っていますが、この中では、前述したとおり幅広く使う事の出来るCOUNTIF関数を特に良く使っています。

 

これらの関数をマスターすると仕事の効率は格段に良くなります。

まだ使った事の無い方は、ぜひぜひ覚えてみてください。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

以上、よつ葉でした。